主宰者(吉田千秋)の挨拶

         主宰(吉田千秋) プロフィール

 

  1943年1月 大阪市生まれ
  京都大学文学部哲学科卒業
  名古屋大学大学院文学研究科博士課程(哲学専攻)単位修得退学

  元岐阜大学教授(地域科学部・哲学担当、学部長)

  名古屋大学、岐阜県立看護大学、平成短期大学等非常勤講師

 

  「名古屋哲学セミナー」常任講師 (43年目)
  「哲学カフェ de ぎふ」 主宰(10年目)
  「岐阜県平和美術展実行委員会」会長
  「岐阜・九条の会」代表世話人
  「九条の会・岐阜県連絡会」世話人代表  など

 

   <著書> 『もう一つの価値観』(青木書店)
        『平和への希い』(生活思想社)
                『転形期の思想』(梓出版・共著)
                『文化と風土の諸相』(文理閣・共著)
                『自由主義 』(大月書店 大月書店 大月書店 大月書店 ・共訳 ) ほか

 

 

こんにちは、吉田千秋です。

岐阜の地で、「哲学カフェばやり」の前から、皆さんの要望に応えて開設し、はや11年になりました。名古屋の地での哲学セミナーが43年度を迎えたこととあわせて、個人的にもたいへん喜んでおります。これも皆さんのご支援・協力の賜物です。この7月には、10周年記念シンポジウムを行いました。この8月から、11年目の第21期が始まり、第122回例会を行うことができました。

さて、いま日本はさまざまな問題を抱え、歴史的には大きな分岐点に立っていると思います。焦眉の問題は、憲法の平和主義が根底から崩され、再び戦争をするようになるのか、それともこれを阻止して、世界の宝でもある憲法9条を生かす道を歩むのかです。さらに、原発を再稼働させるのかどうか、沖縄に新基地を作らせるのかどうか、貧困格差をなくす方向に行くのか、より拡大させるのかなど、いっぱいあります。

 この状況でもっとも不足しているのが、私たちの討論、対話だと思います。なぜなら、異なった考え、異なった文化・価値観の人たちが、互いに相手を尊重してよりよきものを発見していく、この努力なくして世の中の前進も、個々人の成長もないからです。

 この哲学カフェという場は、ささやかな空間ですが、この時代の要請にちょっとでも応えられたら幸いです。多くの人がつどい、わいわいガヤガヤ、まじめにかつ楽しくやりましょう。 

      2018年8月